新規上場申請のための有価証券報告書
(Ⅰの部)
ポエック株式会社
目次
頁
表紙
第一部 企業情報 ……… 1
第1 企業の概況 ……… 1
1.主要な経営指標等の推移 ……… 1
2.沿革 ……… 4
3.事業の内容 ……… 5
4.関係会社の状況 ……… 9
5.従業員の状況 ……… 10
第2 事業の状況 ……… 11
1.業績等の概要 ……… 11
2.生産、受注及び販売の状況 ……… 14
3.対処すべき課題 ……… 16
4.事業等のリスク ……… 17
5.経営上の重要な契約等 ……… 21
6.研究開発活動 ……… 22
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 23
第3 設備の状況 ……… 27
1.設備投資等の概要 ……… 27
2.主要な設備の状況 ……… 28
3.設備の新設、除却等の計画 ……… 30
第4 提出会社の状況 ……… 31
1.株式等の状況 ……… 31
2.自己株式の取得等の状況 ……… 38
3.配当政策 ……… 38
4.株価の推移 ……… 38
5.役員の状況 ……… 39
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 42
第5 経理の状況 ……… 49
1.連結財務諸表等 ……… 50
(1)連結財務諸表 ……… 50
(2)その他 ……… 111
2.財務諸表等 ……… 140
(1)財務諸表 ……… 140
(2)主な資産及び負債の内容 ……… 159
(3)その他 ……… 160
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 161
第7 提出会社の参考情報 ……… 162
1.提出会社の親会社等の情報 ……… 162
2.その他の参考情報 ……… 162
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 163
第三部 特別情報 ……… 164
第1 連動子会社の最近の財務諸表 ……… 164
頁
第四部 株式公開情報 ……… 165
第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……… 165
第2 第三者割当等の概況 ……… 166
1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……… 166
2.取得者の概況 ……… 166
3.取得者の株式等の移動状況 ……… 166
第3 株主の状況 ……… 167
[監査報告書]
【表紙】
【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)
【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 宮原 幸一郎 殿
【提出日】 平成29年10月23日
【会社名】 ポエック株式会社
【英訳名】 Puequ CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 来山 哲二
【本店の所在の場所】 広島県福山市南蔵王町二丁目1番12号
【電話番号】 084-922-8551
【事務連絡者氏名】 取締役管理部長 吉本 貞幸
【最寄りの連絡場所】 広島県福山市南蔵王町二丁目1番12号
【電話番号】 084-922-8551
【事務連絡者氏名】 取締役管理部長 吉本 貞幸
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
回次 第27期 第28期
決算年月 平成27年8月 平成28年8月 売上高 (千円) 4,961,079 5,407,357 経常利益 (千円) 201,042 184,552 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 113,845 106,667 包括利益 (千円) 59,188 82,428 純資産額 (千円) 715,718 729,767 総資産額 (千円) 6,068,849 7,178,266 1株当たり純資産額 (円) 523.34 533.61 1株当たり当期純利益金額 (円) 83.24 78.00 潜在株式調整後1株当たり当期純利
益金額
(円) - -
自己資本比率 (%) 11.8 10.2
自己資本利益率 (%) 16.2 14.8
株価収益率 (倍) - -
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 267,020 △164,103 投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △460,057 △658,939 財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 575,919 1,023,797 現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 914,249 1,115,649
従業員数 (人) 172 183
(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高はありますが、当社株式は非上場で あり、期中平均株価が把握できませんので、記載しておりません。
3. 平成29年9月29日付で普通株式1株につき400株の株式分割を行っておりますが、第27期の期首に当該株式分 割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
4.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
5.従業員数は就業人員(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループ への出向者を含む。)であります。また、臨時従業員数については、従業員数の100分の10未満のため、記載 を省略しております。
6.第27期及び第28期の連結財務諸表については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第216条の2 第6項の規定に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準じて、新日本有限責任監査法人の監査 を受けております。
(2)提出会社の経営指標等
回次 第24期 第25期 第26期 第27期 第28期 決算年月 平成24年8月 平成25年8月 平成26年8月 平成27年8月 平成28年8月 売上高 (千円) 2,838,883 2,560,871 2,900,310 3,204,263 3,421,671 経常利益 (千円) 47,808 56,342 45,708 175,492 103,708 当期純利益 (千円) 37,469 20,509 17,891 129,611 57,912 資本金 (千円) 294,750 294,750 294,750 294,750 294,750 発行済株式総数 (株) 3,419 3,419 3,419 3,419 3,419 純資産額 (千円) 531,489 500,937 500,794 551,362 556,613 総資産額 (千円) 2,631,760 2,646,610 2,565,824 3,029,153 3,378,812 1株当たり純資産額 (円) 155,451.73 146,515.82 146,473.97 403.16 407.00 1株当たり配当額
(円)
10,000.00 10,000.00 10,000.00 20,000.00 15,000.00
(うち1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (-) 1株当たり当期純利益金額 (円) 10,958.95 5,998.77 5,232.91 94.77 42.35 潜在株式調整後1株当たり当期純利
益金額
(円) - - - - -
自己資本比率 (%) 20.2 18.9 19.5 18.2 16.5 自己資本利益率 (%) 7.1 4.0 3.6 24.6 10.5
株価収益率 (倍) - - - - -
配当性向 (%) 91.2 166.7 191.1 52.8 88.6
従業員数 (人) 62 65 68 66 68
(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2. 平成29年9月29日付で普通株式1株につき400株の株式分割を行っており、発行済株式総数は1,367,600株と なっております。
3. 平成29年9月29日付で普通株式1株につき400株の株式分割を行っておりますが、第27期の期首に当該株式 分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。 4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高はありますが、当社株式は非上場
であり、期中平均株価が把握できませんので、記載しておりません。
5.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
6.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であります。ま た、臨時従業員数については、従業員数の100分の10未満のため、記載を省略しております。
7.第27期及び第28期の財務諸表については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第216条の2第 6項の規定に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準じて、新日本有限責任監査法人の監査 を受けております。なお、第24期、第25期及び第26期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第 13号)の規定に基づき算出した各数値を記載しており、当該各数値については、金融商品取引法第193条の 2第1項の規定に基づく新日本有限責任監査法人の監査を受けておりません。
8.当社は、平成29年9月29日付で普通株式1株につき400株の株式分割を行っております。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申請 のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第133 号)に基づき、第24期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場合の1株当たり指標の推移を 参考までに掲げると、以下のとおりとなります。
なお、第24期、第25期及び第26期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、新日本 有限責任監査法人の監査を受けておりません。
回次 第24期 第25期 第26期 第27期 第28期 決算年月
平成24年8月 平成25年8月 平成26年8月 平成27年8月 平成28年8月 1株当たり純資産額 (円)
388.63 366.29 366.18 403.16 407.00 1株当たり当期純利益金額 (円)
27.40 15.00 13.08 94.77 42.35 潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額 (円)
- - - - -
1株当たり配当額
(うち1株当たり中間配当額)(円)
25.00
(-)
25.00
(-)
25.00
(-)
50.00
(-)
37.50
(-)
2【沿革】
平成元年1月 広島 県福山 市南 蔵 王 町四 丁目にお いて 水 処理機 器 の販 売を 目 的とし て五 大販 売株 式会社( 現 ポエ ック株式会社)を設立(資本金10,000千円)
平成3年3月 平成4年5月
五大販売株式会社をポエック株式会社に商号変更 広島県福山市南蔵王町二丁目へ本社を移転
平成9年5月 平成10年1月
平成12年9月 平成13年3月 平成13年9月 平成14年6月
平成15年3月
平成17年3月 平成19年6月
平成20年9月
平成21年8月 平成21年9月 平成21年11月 平成23年9月 平成24年11月 平成26年1月
平成27年8月
平成29年4月
平成29年5月
岡山市北区田中において岡山営業所を開設 広島市安佐南区において広島営業所を開設
山尾産業株式会社より水処理部門の営業権を譲り受ける
当社のスプリンクラー消火設備用加圧送水装置(製品名「ナイアス」)が財団法人日本消防設備 安全センター(現一般財団法人日本消防設備安全センター、以下「日本消防設備安全センタ ー」)の評定品となる
東京都中央区において東京営業所を開設 当社本社及び本社工場でISO9001を取得
愛媛県松山市において松山営業所(現松山出張所)を開設
株式会社オーゼット(長崎県大村市)から営業権、製造権、特許権を譲り受け、オゾン脱臭装置 の販売を開始
当社が企画・開発した製品の製造拠点とすることを目的として株式会社三和テスコ(香川県高松 市)の全株式を取得し、当社100%出資の子会社(現連結子会社)とする
福岡市博多区において福岡営業所を開設
子会社株式会社三和テスコでフィンランドのVAHTERUS OY社製プレート&シェル熱交換器の国内独 占製造販売権を取得
当社グループにおける製造技術(精密機械加工及び熱処理技術)の補完目的で東洋精機産業株式 会社(岡山市)の全株式を取得し、当社100%出資の子会社(現連結子会社)とする
オガタ工業株式会社から水中撹拌機の営業権及び製造権を譲り受ける
当社製品「ナイアス」NAP-M2400Sが日本消防設備安全センターの認定品となる ※ 大阪市東淀川区において大阪営業所を開設
名古屋市西区において名古屋営業所を開設 仙台市太白区において仙台営業所を開設
胎児由来の羊膜を再利用した医療機器(ハイパードライ羊膜)の開発及び事業化を推進するた め、富山県下新川郡朝日町において医療機器製造の許可を保有する株式会社TSSと共同で株式会社 アムノスを設立
子会社株式会社アムノスが第三者割当増資を実施したことにより、当社持分比率が低下し関連会 社へ移行
関連会社株式会社アムノスが第三者割当増資を実施したことにより当社の出資比率が10.7%とな る
当社持分比率の低下により、株式会社アムノスを持分法の適用範囲から除外
※平成21年9月以降、「ナイアス」NAP13N、NAP-M1200S、NAP6N、NAP-M2400、NAP16N、NAP20N及びNAP-M3200が順 次、日本消防設備安全センターの認定品となる
3【事業の内容】
当社グループは、当社、連結子会社2社(株式会社三和テスコ及び東洋精機産業株式会社)及び、持分法非適用関 連会社1社(株式会社泰元コーポレーション)により構成されており、環境・エネルギー関連機器、動力・重機関連 機器及び防災・安全関連機器の製造・販売を主な事業内容としております。
当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。
なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情 報等)」に掲げる報告セグメントの区分と同一であります。
(1)環境・エネルギー事業
主要な製商品は、環境関連機器としてポンプ類・撹拌機等の水処理機器、オゾンガス発生装置、オゾン水製造 装置及びオゾン脱臭装置などの環境改善機器があり、エネルギー関連機器として熱交換器等があります。水処理 機器のうち、ポンプ類は国内メーカーとの代理店契約に基づき当社が仕入れ、販売するほか、当社あるいは他社 が納入した機器(ポンプ類、撹拌機、オゾンガス発生装置、オゾン水製造装置、オゾン脱臭装置)の修理及びメ ンテナンス等技術サービスによるストックビジネスとしての展開も図っております。
イ.環境関連機器
①水処理機器
主な製商品は、ポンプ類及びその関連機器(水槽、送風機、ブロア、コンプレッサ、ボイラー等)、撹拌 機等があります。
ポンプ類は、一般的に工場及び建物等における水の供給システム、又は加熱、冷却等の熱媒として利用さ れます。国内メーカーからポンプ類を当社が仕入れ、販売し、修理及びメンテナンス等技術サービスも行っ ております。
撹拌機は、複数の素材を均一分布になるように混ぜる装置のことであり、容器内にプロペラ状の撹拌用の 羽根を装着させ、この羽根を回転させることで撹拌を行います。特に食品メーカー、化学メーカーで液体の 混合、沈殿防止を必要とするケースで利用されます。撹拌機は当社で製造し販売しております。
②環境改善機器
a.オゾンガス発生装置
装置は国内メーカーから当社のOEM品として供給を受け、当社が販売し、装置の保守及びメンテナンス 等技術サービスの提供も行っております。オゾンガス発生装置は、人体に影響がないとされる0.03ppm以下 の低濃度オゾンガスを発生させ、空気中の浮遊菌を死滅させ「空気中の臭い」を24時間連続して防ぐことが できます。
b.オゾン水製造装置
装置は国内メーカーから当社のOEM品として供給を受け、当社が販売し、装置の保守及びメンテナンス 等技術サービスの提供も行っております。オゾン水とはオゾンが水に溶解している状態の水をいいます。こ のオゾン水は殺菌力を持つと同時に臭いの分子を酸化分解する脱臭力があります。特に、厨房や食品流通工 場では通常0.3ppm~1.2ppmの濃度の範囲で使用されますが、医学にも応用され、歯科医、外科医の傷口消毒 から、手術・器具等の消毒殺菌にも広く利用されるようになりました。
c.オゾン脱臭装置
当社の仕様設計により、国内メーカーが製造したものを当社が仕入れ、販売しており、装置の保守及びメ ンテナンス等技術サービスの提供も行っております。このオゾン脱臭装置には大、中、小の納入施設の規模 に応じたラインナップがあります。
大規模又は中規模施設用のオゾン脱臭装置は、集中配管方式を採用しております。従来の電気管方式では 各端末の消耗品交換が必要であるのに比べ、施設の天井配管によりオゾンを供給する集中配管方式では、施 設内部の各部屋に脱臭用オゾンの噴射ノズルが設置されるのみであり、装置のメンテナンスは機械の一台で 完結します。特に大規模施設用の装置は、液晶タッチパネルでガス発生量を調整するなど、簡単な操作で運 転できる方式をとっております。
小規模施設用のオゾン脱臭装置は、大規模施設が集中配管方式であることに対して、配管の不要な壁掛・ 据置共用型又は天井埋込型等の個別方式を採用しております。壁掛・据置共用型とは、施設内の個室専用装 置で、壁に掛ける又は据え置くことにより簡単に設置できるものであります。天井埋込型とは、天井に装置 本体を格納し、トイレや汚物処理室等の狭い空間で使用する場合に適しております。
ロ.エネルギー関連機器 熱交換器
フィンランドの熱交換器メーカーであるVAHTERUS OYとの製造・販売契約(独占製造販売権の付与)に基づ き、当社の連結子会社である株式会社三和テスコで同社のプレートを輸入仕入し、プレート&シェル熱交換器 を製造し、当社が販売しております。
熱交換器とは、温度の高い物体から低い物体へ効率的に熱を移動させる機能をもつ機器であり、液体・気体 などの流体の熱を段階的に利用・回収することができます。主な用途としては冷凍機、食品製造、化学薬品製 造における冷却・加熱プロセス、蒸気タービンに使用されております。近年、工場やプラントでは省エネルギ ー、温室効果ガス削減を目的として導入が進んでおります。当社グループで製造、販売するプレート&シェル 熱交換器は、プレート構造により従来の多管式熱交換器と比べてコンパクトであり、液やガス漏れがなく、メ ンテナンスの頻度も少なくてすみます。製品に組み込まれるプレートは設置する環境に応じて適宜使い分けて 使用できるため、流量や温度、圧力などの条件に応じてカスタマイズが可能であります。また、独自のプレー トパックにより温度差が1℃単位で熱交換できる点は、プレート&シェル熱交換器の特徴となっておりま す。
(2)動力・重機等事業
主要な製品は、船舶用機械及び部品、プラント関係機器及びその他動力関係部品であります。
船舶用機械及び部品は主に、大型の機械として船舶用エンジン台板があり、また小型精密部品として燃料噴射 弁部品等があります。
船舶用エンジン台板は、エンジン本体部を構成するクランク軸、主軸受の下部に設置される台底であり、当社 の連結子会社である株式会社三和テスコで製造し、販売しております。当該エンジン台板は、運航中の振動を吸 収する役割をもつとともに、厳しい条件下で使用されるため溶接には高い品質が要求されることから、非破壊検 査(超音波探傷試験及び磁粉探傷試験)を自社内で行い、溶接の品質を確保した上で出荷しております。
小型精密部品としての燃料噴射弁は、ディーゼル機関で高圧の燃料を燃焼室内に噴射する弁であり、ばねを利 用して燃料の圧力が一定の値になると自動的に開閉する精密部品であり、主として船舶用エンジンに組み込まれ ております。当社の連結子会社である東洋精機産業株式会社で製造(精密機械加工及び熱処理)し、販売してお ります。燃料噴射弁は、動力を伝達するエンジンとして、設計図面を忠実に再現した精巧なつくりと耐久性を兼 ね備えていることが要求されることから、機械加工後の熟練工による仕上げ作業により精巧さと耐久性両方の要 求事項を満たしております。
プラント関係機器はボイラー、圧力容器等があります。これらの機器は、石油化学プラント、発電プラントで 使用されます。なお、連結子会社である株式会社三和テスコは、大型機器の溶接技術力を応用し、船舶及びプラ ント関係以外の市場において需要獲得を進め、航空機治工具、原子力関係実験装置及びその二次系周辺機器とい った機器も製造し、販売しております。
(3)防災・安全事業
主要な製商品は、屋内・屋外消火栓、スプリンクラー消火設備用加圧送水装置であります。当社の連結子会社 である株式会社三和テスコが製造し、当社が販売、設置しております。また、装置の保守及びメンテナンス等技 術サービスの提供も行っております。
スプリンクラー消火設備とは、火災時に散水で消火を図る設備であります。一般的なスプリンクラーポンプは 加圧水槽を付置して加圧水槽からスプリンクラーヘッドに繋がる配管内に水圧を与えるものとなっており、水圧 を与えるのは、電力を使用したポンプ式の加圧装置が一般的となっております。火災時、スプリンクラーヘッド が開いて流水が始まると流水検知装置が作動し、同時に加圧水槽の水圧が下がり、この二つの信号の何れかで自 動的にスプリンクラーポンプが起動し散水を継続させる仕組みとなっております。その他の散水方式として、延 床面積が1,000㎡以下の特定防火対象物においては、専用の水源や加圧送水装置を設けずにスプリンクラーヘッ ドを公設水道に直結して散水するものもあります。
当社のスプリンクラー消火設備用加圧送水装置(製品名「ナイアス」。以下、スプリンクラー消火装置「ナイ アス」)は加圧水槽を付置する方法になりますが、加圧のための電力を用いず窒素ガスの圧力で加圧することか ら安定した圧力で散水できるため、災害時に水道や電気がストップしても確実に作動します。また、ポンプの動 力に必要な電気工事が不要であることを特徴としております。なお、当社のスプリンクラー消火設備用加圧送水 装置の方式は「消火用ガス圧式加圧送水装置及び消火方法」として特許(特許第3489933号)を取得しておりま す。
平成25年12月の消防法の改正を受けて平成26年3月に厚生労働省より有床診療所等の行うスプリンクラー等整 備に対して補助金を交付する制度が創設されました。具体的には、診療所、病院、助産所のうち病床又は入所施 設を有している棟を対象とした補助制度であります。
さらに、消防法の改正を受けて、平成26年10月に屋内消火栓に新たな基準(広範囲2号消火栓)が設けられま した。この基準に当社製品が適合し、かつ電源設備を不要とするなど、コスト面で有利な展開を図ることができ ることから、当該基準による消火栓の設置義務があるホテル、マンション及び量販店等をターゲットとした拡販 を目指してまいります。
[事業系統図]
以上で述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
(注)上記の他、持分法非適用関連会社として株式会社泰元コーポレーションがあります。
4【関係会社の状況】
名称 住所
資本金 (千円)
主要な事業の内容
議決権の所 有割合
(%)
関係内容
(連結子会社)
株式会社三和テスコ
(注)2、3
香川県高松市 10,000
環境・エネルギー事業 防災・安全事業 動力・重機等事業
100.0
当社へ製品等を供給 資金の貸付あり 役員の兼任3名
東洋精機産業株式会社
(注)2、4
岡山市中区 10,000 動力・重機等事業 100.0
当社へ製品等を供給 役員の兼任4名 (持分法適用関連会社)
株式会社アムノス(注)5
富山県下新川 郡朝日町
145,000 その他 26.7 役員の兼任2名
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。なお、「その他」は報 告セグメントに含まれない事業セグメントであり、再生医療品の開発・製造事業を含んでおります。 2.特定子会社に該当しております。
3.株式会社三和テスコは、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を 超えております。
平成28年6月期の主要な損益情報等
(1)売上高 1,701,971千円
(2)経常利益 107,403千円
(3)当期純利益 70,838千円
(4)純資産額 172,894千円
(5)総資産額 2,227,578千円
4.東洋精機産業株式会社は、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10% を超えております。
平成28年6月期の主要な損益情報等
(1)売上高 764,915千円
(2)経常利益 16,717千円
(3)当期純利益 10,376千円
(4)純資産額 152,108千円
(5)総資産額 1,703,641千円
5.当社は再生医療品市場への参入を目的として、平成26年1月に株式会社TSSとの共同出資により、株式会社 アムノスを設立し、富山大学と連携し乾燥羊膜(ハイパードライ羊膜)の製品化に向けた研究開発を推進して おります。連結対象であった平成27年8月期においては、同社の当期純損失42百万円、非支配株主に帰属する 当期純損失17百万円を計上しております。
同社は平成29年2月及び平成29年4月に第三者割当増資を行い、当社の持分比率が10.7%へと低下しているた め、平成29年5月31日をもって持分法の適用範囲から除外されており、本書提出日現在において持分法非適用 会社となっています(平成29年5月末までに、同社の当期純損失に当社持分比率に応じた持分法による投資損 失10百万円を営業外費用に計上しております)。
なお、本書提出日現在において、当社取締役1名が同社の取締役を兼務しておりますが、当社は今後これ以上 の人的派遣は行わない方針であります。また、当社が現在保有している新株予約権の行使を除いて同社に対す る新たな投資等は行わない方針であります。
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
平成29年9月30日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
環境・エネルギー事業 64
動力・重機等事業 6
防災・安全事業 107
全社(共通) 7
合計 184
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループ への出向者を含む。)であります。また、臨時従業員数については、従業員数の100分の10未満のため、記載 を省略しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているも のであります。
(2)提出会社の状況
平成29年9月30日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
71 39.6 11.0 4,548,243
セグメントの名称 従業員数(人)
環境・エネルギー事業 62
防災・安全事業 2
全社(共通) 7
合計 71
(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であります。ま た、臨時従業員数については、従業員数の100分の10未満のため、記載を省略しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んだものを記載しております。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているも のであります。
(3)労働組合の状況
当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績
第28期連結会計年度(自 平成27年9月1日 至 平成28年8月31日)
当連結会計年度における事業環境は、原油価格の低迷や地政学的リスクによる先行き不透明感が継続する 中、米国や欧州では景気は緩やかに回復いたしました。アジアでは中国の景気が減速し、また国内では公共投 資が緩やかに減少する一方で、民間設備投資に持ち直しの動きがみられるなど、全体としては回復基調が継続 いたしました。
このような状況の中、当社グループは確実な成長のため水処理機器の卸販売や技術サービスといった既存事 業においては全国各地にある営業拠点で地域密着型営業を推進するとともに、営業拠点間の情報共有化を進 め、顧客及びその引合い情報を有効活用することで営業効率化を図り、さらなる売上と利益の拡大を目指して まいりました。
一方、スプリンクラー消火装置「ナイアス」及び「プレート&シェル熱交換器」など自社商品については、 当社グループ成長の鍵を握る商品と位置づけし、製造拠点である連結子会社(株式会社三和テスコ)と共に総 力をあげて拡販を実施することといたしました。加えて、顧客からのニーズに対し迅速なデリバリーを徹底す るなど、機会損失への対応を図ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高5,407百万円(前年同期比9.0%増)、営業利益259百万円(同 58.6%増)、経常利益184百万円(同8.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益106百万円(同6.3%減)と なりました。
なお、各セグメントの状況については以下のとおりであります。
(環境・エネルギー事業)
環境・エネルギー事業におきましては、「プレート&シェル熱交換器」拡販のため国内エネルギー関連メー カー及び冷凍機器メーカーを対象とした営業展開を重点的に実施し、受注を獲得してまいりました。
水処理機器の販売においては、各地区での地道な営業展開に加えて、新規開拓を積極的に進めてまいりまし た。
以上の施策により、特に東北地区における地域密着型の営業展開によって顧客の増大や需要が拡大し、この 地区における営業基盤の底上げが売上及び利益の増加に寄与したことにより、売上高は2,643百万円(前年同 期比14.7%増)、セグメント利益は107百万円(同53.5%増)となりました。
(動力・重機等事業)
動力・重機等事業におきましては、中国や新興国の景気減速、世界的な船舶の過剰供給等により、船舶エン ジン部品の需要が減少傾向となる中にもかかわらず、大口取引先からの受注が好調であったこともあり、船舶 用エンジン台板及び燃料噴射弁等の機器及び部品の受注は安定して推移してまいりました。
しかしながら、船舶用関連機器市場には依然として不透明さが残っていたことから、産業機械部品等の船舶 用関連以外の市場展開を積極的に取り組みました。さらに、プラント関連機器の営業展開では、ボイラー及び 圧力容器などの製造受託を中心として、オーダーメイド受注による付加価値の高い技術を用い、新規顧客の開 拓に努めたことなどにより、売上高は2,031百万円(前年同期比10.5%増)、セグメント利益は128百万円(同 3.2%増)となりました。
(防災・安全事業)
防災・安全事業におきましては、継続してスプリンクラー消火装置「ナイアス」を主力とする拡販を実施し てまいりました。
メインとするターゲットは、病院施設やグループホーム等の介護施設が中心となっておりましたが、昨今、 電力、エネルギー等、国内の企業からの引合いが増加傾向にあります。
このように引合いが積み上がってきた背景には、消防法の改正を受けて創設された有床診療所向けの補助金 制度によるもののほか、これまで推進してきたインターネット広告や展示会への出展などによるマーケティン グ効果が寄与していると考えております。
スプリンクラー消火装置「ナイアス」の営業を積極的に行い、受注が安定して推移した一方、その反動によ る消防機器等の受注減少などにより売上高は732百万円(前年同期比10.4%減)となりましたが、セグメント 利益はスプリンクラー消火装置「ナイアス」の製造コスト低減効果などにより115百万円(同14.0%増)とな りました。
第29期第3四半期連結累計期間(自 平成28年9月1日 至 平成29年5月31日)
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益及び雇用環境の改善傾向が続くなか、政府に よる経済政策の効果もあって、景気は緩やかな回復基調が続きました。
海外においても、米国経済は堅調な労働市場や個人消費の改善が下支えとなり、着実に景気回復が続いてお り、欧州経済も英国のEU離脱後の政治リスク等から景気への懸念は残るものの、底堅い成長が続きました。
また、中国経済においては、政府の経済対策を下支えに景気は持ち直しの動きに転じました。
このような情勢のもと、当社グループは、コア事業である水処理機器の設置販売、「プレート&シェル熱交 換器」及びスプリンクラー消火装置「ナイアス」等の自社商品の製造販売にかかる営業展開に重点を置き成長 を目指すとともに、船舶用関係機器及びプラント関係機器の受託製造等については、営業基盤の強化・育成を 図ることで事業の安定化を目指してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高3,602百万円、営業利益56百万円、経常利益53百万 円、親会社株主に帰属する四半期純利益52百万円となりました。
なお、各セグメントの状況については以下のとおりであります。
(環境・エネルギー事業)
全国各地にある営業拠点で地域密着型営業を推進し、コア事業である水処理機器の売上に加え、修理・メン テナンス需要獲得が期待できる既存顧客をターゲットとした展開を図ってまいりました。また、管工事会社及 び水処理設備会社を対象先として、新規顧客獲得に向けた商品PRを実施してまいりました。
また、「プレート&シェル熱交換器」の販売においては、国内エネルギーメーカー及びエンジニアリングメ ーカー等に顧客ターゲットを絞り、営業展開を実施してまいりました。さらに効率的な事業展開を推進する方 針のもと、製造業及びエンジニア向けのインターネットサイトを利用した機器のプロモーションを実施するこ とにより、新規顧客の開拓にも注力してまいりました。
以上の結果、環境・エネルギー事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は1,871百万円、セグメント利益 は82百万円となりました。
(動力・重機等事業)
船舶用エンジン機器・部品及びプラント機器の製造受託を中心に、既存顧客への継続的な営業展開を実施し てまいりました。
船舶関連におきましては、造船会社の新規受注の減少の影響から需要に停滞感がある状況となりました。船 舶事業には依然として不透明さが残っており経営リスクにもつながるため、当社グループでは、収益獲得余力 の高いプラント機器や産業機械部品市場に向けた重点的な営業展開を実施してまいりました。
以上の結果、動力・重機等事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は1,193百万円、セグメント利益は4 百万円となりました。
(防災・安全事業)
平成25年12月の消防法の改正を受けて平成26年3月に一定規模の有床診療所等に対してスプリンクラー等整 備に対して補助金を交付する制度が創設され、以降全国各地でスプリンクラー設備の設置が進んでおります。
この状況のもと、スプリンクラー消火装置「ナイアス」を中心に、病院施設やグループホーム等の介護施設 への営業展開を実施してまいりました。また、効率的な事業展開を推進する方針のもと、インターネット上の 製品・技術サイトを利用したプロモーションの実施及び強力なパートナーシップとなりうる販売店の獲得に注 力してまいりました。
以上の結果、防災・安全事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は537百万円、セグメント利益は44百万 円となりました。
(2)キャッシュ・フロー
第28期連結会計年度(自 平成27年9月1日 至 平成28年8月31日)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,115百万円(前連結会計年 度末に比べ201百万円増加)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は164百万円(前連結会計年度は267百万円の収入)となりました。これは主 に売上債権の増加額433百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は658百万円(前連結会計年度は460百万円の支出)となりました。これは主 に有形固定資産の取得による支出618百万円を計上したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1,023百万円(前連結会計年度は575百万円の収入)となりました。これは 主に長期借入金の返済による支出1,776百万円を計上した一方で、長期借入れによる収入2,443百万円、社債 の発行による収入493百万円があったことによるものであります。
2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
第28期連結会計年度及び第29期第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりで あります。
セグメントの名称
第28期連結会計年度
(自 平成27年9月1日 至 平成28年8月31日)
第29期第3四半期連結累計期間
(自 平成28年9月1日 至 平成29年5月31日) 金額(千円) 前年同期比(%) 金額(千円)
環境・エネルギー事業 227,824 113.1 137,555
動力・重機等事業 2,004,400 107.5 1,282,509
防災・安全事業 314,952 98.8 89,386
合計 2,547,176 106.8 1,509,451
(注)1.セグメント間の内部振替前の金額によっております。 2.金額は販売価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)商品仕入実績
第28期連結会計年度及び第29期第3四半期連結累計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとお りであります。
セグメントの名称
第28期連結会計年度
(自 平成27年9月1日 至 平成28年8月31日)
第29期第3四半期連結累計期間
(自 平成28年9月1日 至 平成29年5月31日) 金額(千円) 前年同期比(%) 金額(千円) 環境・エネルギー事業 1,739,969 114.3 1,355,141
動力・重機等事業 - - -
防災・安全事業 502,606 85.3 387,173
合計 2,242,576 106.2 1,742,314
(注)1.金額は仕入価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)受注状況
第28期連結会計年度及び第29期第3四半期連結累計期間の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりで あります。
セグメントの名称
第28期連結会計年度
(自 平成27年9月1日 至 平成28年8月31日)
第29期第3四半期連結累計期間
(自 平成28年9月1日 至 平成29年5月31日) 受注高
(千円)
前年同期比 (%)
受注残高
(千円)
前年同期比 (%)
受注高
(千円)
受注残高
(千円) 環境・エネルギー事業 2,643,780 114.7 - - 1,871,699 - 動力・重機等事業 1,651,628 86.5 1,011,611 72.7 1,005,316 823,593 防災・安全事業 732,286 89.6 - - 537,347 - 合計 5,027,696 99.9 1,011,611 72.7 3,414,363 823,593
(注)1.セグメント間の内部振替前の金額によっております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(4)販売実績
第28期連結会計年度及び第29期第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりで あります。
セグメントの名称
第28期連結会計年度
(自 平成27年9月1日 至 平成28年8月31日)
第29期第3四半期連結累計期間
(自 平成28年9月1日 至 平成29年5月31日) 金額(千円) 前年同期比(%) 金額(千円) 環境・エネルギー事業 2,643,780 114.7 1,871,699 動力・重機等事業 2,031,289 110.5 1,193,334
防災・安全事業 732,286 89.6 537,347
合計 5,407,357 109.0 3,602,381
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3【対処すべき課題】
当社グループは「お客様第一主義」を経営理念に、中長期的な成長を図るため、以下4点を主な経営課題として認識 し、迅速に対処してまいります。
(1)市場から信頼される製商品の提供体制確保と企業認知度の向上
当社グループが持続的な企業価値の向上を実現していくためには、提供する製商品や保守・メンテナンスサービ スの品質について顧客から信頼を獲得することによって、関連市場における当社グループに対する認知度を向上し ていくことが課題であると認識しております。
また、当社グループ各社では、製商品の品質管理に対する問題の認識を顧客目線で行うことが重要であると考え ており、顧客ターゲットに設定する需要層からの本質的なニーズの把握をいかに効果的に行えるかが鍵であると考 えます。
こ れ ら を 達 成 す る た め に 、 市 場 開 拓 を 目 的 と し た イ ン タ ー ネ ッ ト 上 の セ ー ル ス プ ロ モ ー シ ョ ン サ イ ト を 活 用 し、同サイト上の掲載ページにアクセスする訪問者に対し、アンケートを含むメールマガジンを発行し、回答収集 に より 得ら れた 結果 を 製 商品の 品質 向上 に活 かす など ダイ レ クト マー ケテ ィン グ 策を 積 極的に 実施 し てま いり ま す。
得ら れた情 報をマ ーケテ ィング に活用 し市 場ニー ズに 適 合する 製商品 づくり 、より 高 品質な サービ スの提 供体 制にも反映させることで、顧客の信頼獲得につなげ、ひいては企業認知度の向上を目指してまいります。
(2)ストックビジネスを目指した技術力の強化
当 社 グ ル ー プ が 積 極 的 に 拡 販 に 取 り 組 む 「 プ レ ー ト & シ ェ ル 熱 交 換 器 」 は 代 替 エ ネ ル ギ ー の 多 様 化 等 に よ っ て、これらのシステムに組み込まれる機器としての利用範囲が拡大してきております。また、このような市場環境 において導入先企業では、システムの安定稼動に対する信頼性が導入時の決定要因となるケースが多くあり、顧客 が抱く機器導入後の保守・メンテナンスへの不安を払拭することが課題であると認識しております。
熱 交換器 導入後 の保 守・メ ンテ ナンス サー ビスの 提供体 制を 確立す るとと もに 、点検 技 術の 強化に つなげ る技 術開発を進め、当社製品を導入した顧客の囲い込みを目指したストックビジネス展開を視野に事業展開を図ってま いります。
(3)製造と販売が一体となった事業組織体制の整備
平成 25年12月の消防 法の改 正を受 け て平成 26年3 月に厚 生労働 省より有床 診療所 等の行 う スプリ ンクラー等整 備に対して補助金を交付する制度が創設されました。具体的には、診療所、病院、助産所のうち病床又は入所施設 を有している棟を対象とした補助制度であります。
当 社グル ープは 、当 該補助 金の 対象 と目さ れる 施 設とと もに 装置導 入に 当たって 、それ らの 情報が 集約さ れる 設備設計事務所等の対象顧客を重点ターゲットとして拡販を実施してまいりました。
さら に、消 防法 の改正を 受けて 平成26年10月に 、 屋内 消 火栓に新たな 基準( 広範囲 2号消火 栓) が設けら れま した。この基準に当社製品が適合し、かつ電源設備を不要とするなど、コスト面で有利な展開を図ることができる ことから、今後は当該基準による消火栓の設置義務があるホテル、マンション及び量販店等をターゲットとした拡 販を目指してまいります。
こ のよう な状 況 下、 電力を用い ず窒素 ガス の圧 力で加 圧し、 安定し た圧 力で散水 できる スプ リンク ラー消 火装 置「ナイアス」の需要増加が予想されるため、当社グループでは納期厳守、欠品リスクなど機会損失への対応が課 題であると認識しております。
こ のため 、製造 を担 当する 連結 子会 社 株式会社三 和テス コと は、必 要在庫 情報、 生産 ス ケジ ュール の共有 化を タイムリーに図っていき、活況な需要に対して利益の最大化を図るための体制を整備してまいります。
(4)人材確保と育成
当社グループは、多様化し続ける顧客ニーズに迅速に対応していくため、様々なビジネス能力を併せ持つ優秀な 人材の確保が必要と考えております。
当社グループの事業規模 の拡大に伴って営業力、企画提案力、革新的なサービスを創出できる構想力をもつ人材 確保の必要性が高まっております。
一方、当社の提供する製商品及びサービスの技術力向上を目指す上では、専門性とスキルを備えた人材の確保及 び育成が重要と考えています。
以上のような人材 ニーズに対し、当社グループでは適材適所の人員体制を整備することを課題と認識しており、 当社グループでの人材交流を進め能力の多様化ニーズに対応した人材育成を目指してまいります。
さらに、当社グループ 内での人材育成力 を高めることを 目指して、人事 担当者に対する教育を強 化してまいり ま す。
4【事業等のリスク】
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があ る事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきまして も、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点 から以下に開示しております。
当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努 める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した 上で行われる必要があると考えております。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において 発生の可能性のあるすべてのリスクを網羅するものではありません。
(1)事業環境について
当社グループの業績は、企業の設備投資に対する需要動向に影響を受けやすいため、経済環境及び当社グルー プが関連する企業の経営環境に変化があった場合には、企業の購買意欲が減退し、当社グループの業績及び財政 状態に影響を及ぼす可能性があります。例えば環境・エネルギー事業では企業の設備投資に影響を受けやすく、 動力・重機等事業では原材料価格及び造船業界等の動向に影響を受けやすくなっております。また、防災・安全 事業では、政府の防災設備に対する補助金制度の変更及び廃止による顧客の購買意欲の減退、あるいは消防法の 改正による消防設備の設置義務範囲の変更が、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)製造コストの変動によるリスクについて
当社グループは、製造上必要となる多数の資機材を直接仕入先から購買し、あるいは顧客から供給を受けて調 達しております。特に連結子会社の株式会社三和テスコと東洋精機産業株式会社では原材料価格が直接製造原価 に結びつき、製造コストの変動により業績が左右されやすくなっており、当社グループの経営成績に影響を及ぼ す可能性があります。また、これらの仕入先から購買する資機材の中には、市況変動により調達価格が高騰する ものも含まれるため、急激な市況価格の上昇は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(3)当社グループ商品の安全性のリスクについて
当社グループは環境、エネルギー、動力重機、防災及び安全等に関連する機器の製造及び販売を行っておりま す。当社グループでは製商品の安全性を最重要課題として認識し、適用される規制を遵守し要求される全ての品 質基準を満たすよう取り組んでおります。
さらに当社グループは、品質、環境、健康及び安全に関する様々な基準を採用しております。しかしながら、 当社グループの取り組みにもかかわらず、製商品がこれらの基準を満たさず、又は、その品質が低下し、安全性 に問題が生じる可能性があります。このような問題は、当社グループにおいて生じ得るのみならず、当社の管理 が及ばない販売先や仕入先、製造委託先において生じる可能性があります。これによる多額の費用を伴う製造中 止や損害賠償請求が発生した場合、また当社グループのブランド及び信用が低下した場合には、当社グループの 経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(4)補助金制度の内容や廃止によるリスクについて
当社グループの防災・安全事業におけるスプリンクラー消火装置「ナイアス」の製造及び販売については、国 又は地方自治体が支援する「有床診療所等スプリンクラー等施設整備事業補助金」を活用して導入に至るケース があります。
当社グループは、営業スタッフの増員や、代理店経由での販売等、販売チャネルを増やすことで、売上を増加 させる方針ですが、補助金の採択漏れによる売上計上時期のズレや、失注が発生するリスクがあります。また、 当該補助金制度の変更、あるいは廃止により顧客の購買意欲が減退した場合、当社グループの経営成績に影響を 及ぼす可能性があります。
(5)有利子負債等について
当社グループの事業では、事業規模の拡大及び新製品の開発に伴う製造設備等の新設・更新のために、継続的 な設備投資を行っております。なお、当社グループでは設備投資に必要な資金は主として金融機関からの借入に より補っており、平成29年8月期第3四半期末時点で総資産に占める有利子負債の比率は78.8%に達し、自己資 本比率は11.3%となっております。また、連結子会社東洋精機産業株式会社における一部の借入には、財務制限 条項が付されており、当該条項に抵触した場合、期限の利益の喪失や利息が加算される等、当社グループの経営 成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
以上のような事象又は状況を回避すべく、事業の選択と集中によって、既存事業の成長による業績の回復や、
進捗せず、投入された資本の回収計画が低下、停滞又は計画の中断に至った場合には、更なる自己資本比率の低 下が想定され、この結果、借入が増加する場合は金利上昇により資金調達コストが増加する可能性があります。
さらに、借入資金を変動金利で調達した場合は、金利変動によって支払利息の負担が増加し、当社グループの 経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(6)経営上の重要な契約について
当社グループにて経営上重要と認識している契約の概要は、「5 経営上の重要な契約等」に記載のとおりで あります。当該契約の解除、その他の理由に基づき終了した場合、もしくは当社グループにとって不利な改定が 行われた場合、又は契約の相手方の経営状態が悪化したり、経営方針が変更された場合には、当社グループの経 営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(7)人材の採用・育成について
当社グループは、今後の成長が見込まれる事業や企業規模の拡大に伴い、継続的に優秀な人材を採用すること が必要不可欠であると認識しております。顧客ニーズに適合する製品の製造や競争力の向上にあたっては、技術 力・企画力を有する人材が要求されることから、一定以上の水準を満たす優秀な人材を採用していくとともに、 人材育成にも積極的に取り組む方針であります。しかしながら、当社グループの採用基準を満たす優秀な人材の 確保が計画どおり進まなかった場合や人材育成が計画どおり進まなかった場合には、当社グループの経営成績に 影響を及ぼす可能性があります。
(8)M&Aについて
当社グループは、事業規模の拡大と収益源の多様化を目的として、M&Aを事業展開の選択肢の一つとして考 えております。
M&Aを行う際には、対象企業の財務内容や契約関係等について公認会計士等の外部専門家の助言を含めたデ ューデリジェンスを実施すること等により、各種リスクの低減に努めております。
しかしながら、M&Aによる事業展開においては、当社グループが当初想定したシナジーや事業拡大等の効果 が得られない可能性があることに加えて、新規事業領域に関しては、M&Aによりその事業固有のリスク要因が 加わる可能性があります。これらに加えて、子会社化後の業績悪化やのれんの償却又は減損等により、当社グル ープの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(9)新規事業について
当社グループは今後も引き続き、積極的に新商品の開発もしくは新規事業に取り組んでまいりますが、これに よるシステム及び資産への先行投資や追加的な支出が発生した場合には、利益率が低下する可能性があります。 さらに、進出した新領域での新規事業の拡大・成長が当初の予定どおりに進まない場合、投資を回収できず、当 社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(10)当社代表取締役への依存について
代表取締役社長である来山哲二及び代表取締役副社長である釆女信二郎は、当社の創業者であり、設立以来取 締役を務めております。両氏は、水処理機器の卸販売、技術サービスに関する豊富な経験と知識を有しており、 経営方針や事業戦略の決定及びその遂行において極めて重要な役割を果たしております。
当社は、取締役会等における役員及び幹部社員の情報共有や経営組織の強化を図り、両氏に過度に依存しない 経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により両氏のうちいずれかが当社の業務を継続することが困 難となった場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(11)自然災害、事故等のリスクについて
当社グループの事業拠点の周辺地域において、大地震や津波、台風、洪水等の自然災害あるいは予期せぬ事故 等が発生した場合には、工場等の施設に物理的に障害が生じる可能性があります。また、当社グループの販売活 動や物流、仕入活動が阻害された場合、さらに人的被害があった場合は、通常の事業活動ができなくなり、当社 グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(12)法的規制について
当社グループは、製造物責任法、知的財産基本法、建設業法、消防法等による法的規制を受けております。 当社グループは、これらの法令に基づいた許認可等を受けるための諸条件及び当該関係法令を遵守しており、 現状において許認可等が取り消しとなる事由は発生しておりませんが、今後、これらの関係法令が改正された場 合や新たな法的規制が設けられた場合、又は何らかの理由によりこれらの法的規制について遵守できなかった場
合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、現時点において、当社グループは以 下の許認可取消事由に抵触しておりません。
(許認可の状況)
(当社)
取 得 年 月 平成24年11月 平成24年11月 平成24年11月 平成24年11月 平成24年11月
許認可等の名称
建設業許可 建設業許可 建設業許可 建設業許可 建設業許可
管工事業 機械器具設置工事業 電気工事業 消防施設工事業 土木工事業
所 管 官 庁 等 国土交通省 国土交通省 国土交通省 国土交通省 国土交通省
許認可等の内容
特定(特-24) 第19882号
一般(般-24) 第19882号
一般(般-24) 第19882号
一般(般-24) 第19882号
一般(般-25) 第19882号
有 効 期 限
平成29年11月 (5年ごと更新)
平成29年11月 (5年ごと更新)
平成29年11月 (5年ごと更新)
平成29年11月 (5年ごと更新)
平成31年1月 (5年ごと更新)
規 制 法 令 建設業法 建設業法 建設業法 建設業法 建設業法
法令違反の要件 及 び 主 な 許 認 可 取 消
事 由
不正な手段による許可 の取得や役員等の欠格 条項違反等に該当した 場合は許可の取消(建 設業法第29条)
不正入札等不誠実な行 為があった場合は業務 停止等の処分(同法第 28条)
不正な手段による許可 の取得や役員等の欠格 条項違反等に該当した 場合は許可の取消(建 設業法第29条)
不正入札等不誠実な行 為があった場合は業務 停止等の処分(同法第 28条)
不正な手段による許可 の取得や役員等の欠格 条項違反等に該当した 場合は許可の取消(建 設業法第29条)
不正入札等不誠実な行 為があった場合は業務 停止等の処分(同法第 28条)
不正な手段による許可 の取得や役員等の欠格 条項違反等に該当した 場合は許可の取消(建 設業法第29条)
不正入札等不誠実な行 為があった場合は業務 停止等の処分(同法第 28条)
不正な手段による許可 の取得や役員等の欠格 条項違反等に該当した 場合は許可の取消(建 設業法第29条)
不正入札等不誠実な行 為があった場合は業務 停止等の処分(同法第 28条)
(子会社 株式会社三和テスコ) 取得年月 平成24年11月
許認可等の名称
建設業許可
鋼構造物工事業
所 管 官 庁 等 香川県知事
許認可等の内容
一般(般-11) 第5528号
有 効 期 限
平成29年11月 (5年ごと更新)
規 制 法 令 建設業法
法令違反の要件 及 び 主 な 許 認 可 取 消
事 由
不正な手段による許可 の取得や役員等の欠格 条項違反等に該当した 場合は許可の取消(建 設業法第29条)
不正入札等不誠実な行 為があった場合は業務 停止等の処分(同法第 28条)
(13)売掛債権等の回収について
当社グループは取引先に対する売掛債権などの信用供与を行っており、信用リスクの顕在化を防ぐために適切 な限度額を設定するなど、与信管理を徹底しております。また、信用リスクが顕在化した場合の損失に備えるた め、一定の見積りに基づいて貸倒引当金を設定しておりますが、こうした管理はリスクを完全に回避できるもの ではなく実際に発生する損失が貸倒引当金を超過するなど当該リスクが顕在化した場合、当社グループの経営成 績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(14)投資有価証券による影響について
当社グループの平成29年8月期第3四半期末時点における投資有価証券の合計残高は、475百万円と総資産の 約6.8%を占めております。有価証券への投資は、価格変動リスク、信用リスク、為替金利変動リスク、元本毀 損リスク等のさまざまなリスクを有しており、市場の変動による価値変化等により当社グループの経営成績及び 財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(15)ベンチャーキャピタル等による株式売却について
本書提出日現在の当社の発行済株式総数1,367,600株のうち、ベンチャーキャピタル及びベンチャーキャピタ ルが組成した投資事業組合が所有している株式数は90,000株で、その所有割合は6.6%であります。
一般的にベンチャーキャピタル等による株式の所有目的は、株式上場後に株式を売却してキャピタルゲインを 得ることにあるため、当社株式上場後に所有する株式の全部又は一部を売却する可能性があり、かかる場合には 当社株式の市場価格に影響を及ぼす可能性があります。
(16)新株予約権の行使による株式価値の希薄化について
当社は、会社法第236条、第238条及び第239条の規定に従って、平成21年6月25日開催の臨時株主総会決議及 び平成21年7月18日開催の取締役会決議並びに平成25年9月21日開催の臨時株主総会決議及び取締役会決議に基 づ いて 、当 社及 び 当社 子 会社 の役 員、 従 業 員及び 外部 協力 者 に対 する イン セン テ ィブ を目 的と し、 新株 予約 権
(以下「ストックオプション」という。)を付与しております。これらのストックオプションが権利行使された 場合、新株式が発行され、株式価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。本書提出日現在、これらの ストックオプションによる潜在株式数は215,600株であり、発行済株式総数1,367,600株の15.8%に相当しており ます。なお、新株予約権の詳細については、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等 の状況」をご参照下さい。